知らないことで弱者が損をし、強者が得をすることは、正しい地域経済の形をゆがめることそのものである。
センター長である、正田勝己が常に口にしていた想いを形にし、事業としたのがこの「栃木・群馬 住宅ローン相談センター」です。
20年を超えて口にされてきたこの「想い」は、住宅ローンアドバイザーやファイナンシャルプランナーのテキストにも「情報の非対称性」という言葉で載っています。
情報の非対称性とは、
“「売り手」と「買い手」の間において、「売り手」のみが専門知識と情報を有し、「買い手」はそれを知らないというように、双方で情報と知識の共有ができていない状態のこと”
を指す言葉です。
情報の非対称性は、皆さんが日ごろ関わりの深い商品やサービスの中で、「一生に何度も経験することのない商品・サービス」や「民間事業者の競争が起きにくい分野」に多く存在しています。
例えば「一生に何度も経験することのない商品・サービス」としてわかりやすいのは「冠婚葬祭」に関する商品・サービスなのではないでしょうか。
結婚式の費用、経験のある方であれば一度は「高すぎる」と思ったことがあると思います。
葬儀の費用に至っては、結婚式と異なり、事前に綿密な調査や準備がしにくいことも相まって、「適正金額もよくわからず、いわれるがままだった」という経験者の声も多く耳にします。
「民間業者の競争が起こりにくい分野」においても同様です。
例えば「携帯電話料金」は、大手キャリア3社を中心に価格が決定された上、料金プランも非常にわかりにくく設定され、「情報の非対称性」における情報格差を大きくしようとしていることが見て取れます。
原発事故で問題が大きくなった「電力業者」の金満体質についても、競争の原理が働かないことが原因であると指摘されていることを考えると、競争の重要性を改めて思い知らされます。
では、「住宅ローン」についてはどうでしょう。
「一生に何度も経験することのない商品・サービス」という観点からみると、「住宅ローン」は「家を建てること」に付随するサービスであることから、多くの方が「一生のうちに1回のみ」となるのではないでしょうか。
蓄積された経験などは勿論なく、プロを相手にした際の情報の格差はかなり大きくなっているサービスです。
「民間業者の競争が起こりにくい分野」であることも、この傾向に拍車をかける結果となっています。
皆さんのお住まいの地域でも、「新たに銀行が設立された」なんていう話は聞いたことがないのではないでしょうか。
なぜなら銀行の新規設立は、「資本金は10億以上かつ内閣総理大臣の免許取得」等、高いハードルが条件となっているからです。
非常に参入障壁が高いため、皆さんの地域で既に銀行業務を行っている既存金融機関は、それだけでも大きな力を持っています。
「プロとの大きな情報の格差が生まれ、競争も起きにくい」ことから、「それらが保護されている」。
それが住宅ローンの実体です。
その結果
など、ローンを形作る決定的な要素について、どれも「的確にこたえられる方がほとんどいない」という現実を招いてしまっています。
そんな現状の中で、「金融機関側の情報を持ちながら、ローン利用者の立場に寄り添った相談者」たるべく発足したのが、「栃木 群馬 住宅ローン相談センター」です。
約20年にわたりファイナンシャルプランニング業務に携わり、「情報の非対称性」と戦ってきた「センター長・正田勝己」を中心に、多くのファイナンシャルプランナーに加え、複数名の「元・銀行員」や「住宅ローンアドバイザー」が、「情報の非対称性」を解消するために力を集結しました。
住宅ローンの利用を検討されている皆さま、既にローンを利用されている皆さま、すべての方々のお力になれますよう日々努力を続けています。
ローンに少しでも疑問や不安のある方はお気軽にご相談ください。
皆さまのお力になれることを最大の喜びとし、全力でサポートさせていただきます。