隠された費用「団体信用生命保険料」

団体信用生命保険とは、住宅ローンの利用時に必ず加入する生命保険のこと。皆さんの耳には「団信」の略語の方がなじみがあるかもしれません。

 

実際の相談では「耳になじみはあるけど、ダンシンって結局なんだかわからない」という声も多くありますが、簡単にいえば「住宅ローン利用者の方に万が一があった場合、その保険金でローンの全額を返済してしまう保険」のことです。わかりやすくいえば「借入人がなくなった場合、ローンがなくなり家が残る」というもの。

 

気になるコストはというと、フラット35等で三大疾病保障などをつけない場合、35年間で約150万円前後となり、金利に換算すると約0.3~4%程度です(モデルケースで試算)。

 

これに三大疾病等を付加すると、保険料は約100万円程度のプラスとなります。

これも踏まえて金利に換算する0.5〜6%にも上ります。

 

現在、下げ止まっている住宅ローン金利の状況を考えると、金利換算で0.5%のボリュームをもつ団信は、もはや金利本体以上に無視できない「住宅ローンのコスト」となっています。

 

通常、銀行の多くでは加入が義務であり、保険料は金利に含まれていることがほとんどです。ですが、その利用の方法によってこの部分のコストを削減することも可能です。

 

すでに加入されている保険の内容によっては、この「団信保険料」を最低限に抑えることも可能ですので、十分な検証をされることをお勧めします。


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