隠された費用「借入保険料」

現在の住宅ローンでは、基本的に保証人を立てることはほとんどありません。

保証人を立てるケースというのは、「申し込みをされる方(主債務者)一人では返済能力が心ものとない時」など、返済能力向上を目的として奥様の所得を合算する際が中心になります。

 

では、基本的には連帯保証人を立てない代わりにどうするか。そこで登場するのが「住宅ローンの保証会社」であり、「保証料」を支払い保証についてもらう=つまり連帯保証人不要となるわけです。

 

民間金融機関の場合、ほとんどのケースで保証会社の付保が融資実行の条件となっているため、審査は銀行のみならず保証会社でも行われた上で、住宅ローンの利用の際は『保証料』を支払うことになります。

(フラット35では保証料は不要です)

 

コストは、金利にすると0.2%前後となり、申込人の属性により変動がありますが

モデルケースでは一括払いで約5~60万円です。

 

保証料の支払いは一括払いのみであることが一般的ですが、金融機関により分割払い設定があることもあり、選択が可能のケースもあります。

(分割選択の場合は保証料額が一括の保証料の1.5倍程度となります)

 

保証料無料の銀行もあるが...

最近では、保証料無料という銀行も出てきていますが、保証料ゼロの代わりに他の費用で調整をしていることもあります。

中には団信保険を補完する「○大疾病所得補償保険」などの保険料がある銀行の場合、保証料が割高になっている≒保険料が含まれていると考えられるケースもありますので注意が必要です。  


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